2022/05/02

序・破・急

  この「序・破・急」は、楽章を表す用語です。


 序は第1楽章で、拍節のない無拍節の曲と途中より拍節を伴う曲があるようです。


 破は主に延楽という調子で「破砕」という意味を持つようです。


 急は最終楽章で破よりも拍節が速く、主に早楽です。


 昔はほとんどの楽曲に序・破・急の楽章が備わっていたようですが、現在すべてが

残っている楽曲珍しく五常楽と一部の大曲が残るのみとなっています。


 序・破・急のほかに遊聲、颯踏、入破、鳥聲、急聲、道行、囀、詠、等の楽章名も

あります。

 

 有名かは分かりませんが、春鶯囀には遊声、序、颯踏、入破、鳥声、急声と楽章が

ありますが、これ以外にもあるのかどうかは、分かりません。


調子

  雅楽には曲の調子が6調と聞いてます。実際私の持っている譜本も壱越、平調、双調、黄鐘、盤渉、太食の順番で書かれてたと思います。

 しかしいろいろと調べてみると以下のようにかかれてました。


昔は曲の調子には何種類か有ったとされているが、現在では、唐楽に6調、高麗楽に3調が残る。とあります。


G呂旋:双調(春)

D呂旋:壱越調

Am律旋:黄鐘調(夏)、高麗雙調

E呂旋:太食調

Em律旋:平調(秋)、高麗壱越調

Bm律旋:盤渉調(冬)

F#m律旋:高麗平調


こんなん書かれてましたけど、いまいち理解できません…

例えば双調の曲は大人しい曲が多いという感じで吹いていてもしんみり…という感じです。壱越調はフィーチが多いのでやかましい。という感じ。

Gだから静かで、Dの曲はやかましい?そんなんあんのかな?とか思いながら、この記事を書いています。

宮内庁のホームページ

  今日いろいろとネットで見てたら秋季雅楽演奏会の申込要領というのを見つけました。

 http://www.kunaicho.go.jp/08/d08-02.html

 雅楽に興味がある人ならもう知ってるんでしょうけど、私は今日知りました…

 7月で申込期限が終わってるんですけど、宮内庁の中にこんなページがあるんだ…と気づきました。

 リンクのところには宮内庁式部職楽部て書いてますけど、中身は宮内庁の雅楽の説明のページが出るだけです。

 もうちょっと書いてくれてもいいんじゃないかな?という気もしますけど、雅楽の知識もhtmlなどのパソコン関係の知識も無いので、無理は言えません。

東京楽所と大阪楽所

  今日東京楽所と大阪楽所のリンクを追加しました。

 これといってサイト自体に情報は無く、演奏会の情報がある程度だったんですが、この二つの楽所は雅楽会じゃやっぱり有名だと思ったんで、追加しました。

 リンクを張りながら気が付いたのは「がくしょ」じゃなくて「がくそ」と読むことでした。

 実際リンクもgakusoって入ってますし。

 東京楽所の方はフラッシュを使って結構手の込んだ感じですけど、大阪楽所農法は簡易的な感じで作られてました。

 どちらがいいかはここで議論するほどのことでも無いと思いますけど、どちらもそれなりにサイトは見やすく、問題も無いかと思います。

 東京楽所が出してるCDは良く見ますけど、大阪楽所はCDとか出して無いんですかね?

神楽笛(かぐらぶえ)

  神楽笛は純日本製の楽器で、雅楽の中では神楽歌(かぐらうた)と近代神楽の一部の楽曲で使われます。雅楽で使う神楽笛は、地方のお神楽で使われるものとは違うみたいです。

  

 この神楽笛は主に神楽歌という組曲を演奏する時に琴、篳篥と一緒に声楽の伴奏使用します。その音は太く落ち着いていて、よく時代劇などで女性が吹いているシーンを見るんですが、おそらくそれが神楽笛だと…


 神楽笛は龍笛と同じく竹製です。表皮は削られずにそのままの状態で作られています。音の高さは龍笛より一音低い。

国風歌舞

  国風歌舞(くにぶりのうたまい)と読むそうです。

 この歌は他の雅楽曲とは違い、海外からの外来音楽の影響をうける前から日本にあった古来の歌舞(うたまい)です。

 「古事記」や「日本書紀」などの神話に基づくものが多く、神道や皇室に深く関わる歌や舞で構成されているのが特徴的だと言われています。

 雅楽というと管楽器で演奏をして、というイメージですけど、この国風歌舞とされる曲はあまりお目に掛かることはありません。

 特別なものは天皇の即位式でしか演奏されないといったものもあるんだそうです。

 この中に入る歌舞は久米歌、東歌、大和歌などです。

抜頭

  この楽曲は雅楽の人気ランキングで一位になったという記事をどこかで見た記憶がありますが、誰がこんな調査をしたのか未だ不明です。確かに演奏のノリもいいですし、私も嫌いじゃありません。

 この楽曲は天竺楽とも林邑楽とも言われる曲です。「髪頭」「撥頭」「鉢頭」「馬頭」などの字が当てられることもあるようです。一名「宗妃楽」とも言われることもあるそうです。

 婆羅門僧正が伝えた曲とも、仏哲が伝えたともいわれています。「楽家録」には、「通典」の説として、「胡人が、父親を猛獣に殺されたのを、その子が嘆き、父の仇を討つ姿を舞にしたもの」であると記していたり、一説には、前にも書きましたが、嫉妬に狂った女性の舞であるとも、インドのパドゥ王の伝説に由来するという説などなどあるみたいです。

還城楽

  この楽曲は中華の曲です。一名「見蛇楽」「還京楽」とも言われるみたいです。

 「教訓抄」によると「この楽曲は、西国の人、好んで蛇を食する。その蛇を求め得て、悦ぶ姿を模してこの舞を作った。」とあるんだそうです。

 この曲について「教訓抄」に記された話しは非常に興味深い点がある。

 南都の大神晴遠の家に代々受け継がれてきた舞であったが、晴遠は、伝授しないうちに亡くなってしまった。しかし、2,3日後、生き返る。というのも、冥府において閻魔大王の裁きがあったときに、還城楽を未だ伝えていないので、釈迦大師の報恩のために修せられる興福寺の常楽会(釈迦入滅の日に勤められる涅槃会)に奉仕せよ、と帰されたというのである。

 晴遠は、嫡男の是遠に伝授して、3年後に亡くなったという。この話は、「教訓抄」より30年後に著された「十訓抄」に取り上げられ、知られることとなる。

合歓塩

  この楽曲は、中華の曲です。「楽家録」に、この名前の由来を「五音が調い、合い歓ぶ声を備えているので、故に合歓塩と名付く」とあります。

 また同書は、「合」の字は清音であるとしているが、現在は濁って発音している。舞楽「太平楽」の急としても用いられています。

 「倭名類聚抄」では、「道調」の曲とされているみたいです。

 これと言って特徴の無いというか、印象の無い楽曲のように思いますが、比較的演奏される機会の多い楽曲のように思います。