国風歌舞(くにぶりのうたまい)と読むそうです。
この歌は他の雅楽曲とは違い、海外からの外来音楽の影響をうける前から日本にあった古来の歌舞(うたまい)です。
「古事記」や「日本書紀」などの神話に基づくものが多く、神道や皇室に深く関わる歌や舞で構成されているのが特徴的だと言われています。
雅楽というと管楽器で演奏をして、というイメージですけど、この国風歌舞とされる曲はあまりお目に掛かることはありません。
特別なものは天皇の即位式でしか演奏されないといったものもあるんだそうです。
この中に入る歌舞は久米歌、東歌、大和歌などです。