箏:こともこないだNHKで山田邦子さんが説明してました。
寸法:長さ約190cm 幅約25cm
琵琶と同じで、生田流や山田流などの俗箏と区別するために「楽箏(がくそう)」と呼ばれます。楽器の構造や材質は俗箏とほとんど同じ(というより俗箏は楽箏を元に改良されたものらしいです。)で、本体は桐で作られています。
弦も同じで13本の絹絃を使いますが、「楽箏」の絃は少し太めに作られています。指にはめる爪は俗箏と大きく違って、竹の節を小さく削り出したものを使います。箏柱(ことじ)は紫檀などで作られていますが、最近はプラスティック製のものなんかもあります。
琵琶と同じく「楽箏」もリズム楽器で、琵琶が小節の頭を明確にしたのと違い、1つの小節の中でのリズムの流れをアルペジオ的な奏法で提示します。
「楽箏」も管弦と催馬楽でのみ使用されます。箏もいまいち演奏してて音が聞こえないことがあります。
打ち物と琵琶、箏がピタッとそろうと雅な感じがするんだそうです。本当に難しいです…